香瓔ニュース
2025 第81回定例研修会/西川壽一先生講義「- 中務集と私 -」
2025年05月19日研修会
●と き 2025年5月17日(土)13:00~15:00
●ところ 兵庫県学校厚生会館
●講 師 西川壽一先生
●テーマ 「- 中務集と私 -」
午前中、牧野副理事長や小林顧問、総務理事の先生方に読売書法展等の作品を添削していただきました。
午後から先日個展を開催されたばかりの西川壽一先生に講義をしていただきました。
今回の添削会や研修会にも初参加の方がたくさんおられ、嬉しく思いました。
最初に総務理事の中野宣子先生より、個展の解説をしていただきました。
その後、西川先生の講義に入りました。
当初は漢字ばかり勉強されていた西川先生がある日突然、中務集にハマってしまったきっかけや、
そこからどのようにして他の古筆と向き合って学んでこられたのかをお聞きしました。
▶きっかけはこちらの動画(YouTube) でもご覧になれます
西川先生がその時々で取り組んで書かれていた貴重なものも特別に見せていただきました。
それぞれの古筆が反映されていると思います。
日頃の取り組み方、向き合い方については、「自分がハマった古筆をずっと学んでいくうちに癖が出たり、誰かに何かを言われそうになったら、そこをカバーするために他の古筆を勉強する。先生にコレをやれ!と言われてやるものではない」とおっしゃっていたのが心に残りました。
俯瞰でき、自主的に課題を探すような姿勢をもっと意識したいと思いました。
また、今回は西川先生作の過去の資料にて、古筆を学ぶ前の歴史・時代背景など予備知識についてもお教えいただきました。
冷泉家のこと、どうやって書かれたのかについて道具の解説、中務集の用筆(なぜ右回転が最小限なのか、無駄のない最短距離なのか等)細かい分析など、ユーモアも交じり皆でクスっとしながらも、先生がおっしゃっていたように大変レベルの高い内容でした。
日頃、必要に迫られ古筆をただ漠然と見ていた私にとっては、心から古筆を愛し、時代背景にロマンを感じながら黙々と学んでこられた西川先生のお姿にとても感銘を受けました。
もっと当時に想いを馳せて、心豊かな日常を送りたいと思います。
西川先生、貴重なお話をありがとうございました!
(情報部U)
●ところ 兵庫県学校厚生会館
●講 師 西川壽一先生
●テーマ 「- 中務集と私 -」
午前中、牧野副理事長や小林顧問、総務理事の先生方に読売書法展等の作品を添削していただきました。
午後から先日個展を開催されたばかりの西川壽一先生に講義をしていただきました。
今回の添削会や研修会にも初参加の方がたくさんおられ、嬉しく思いました。

最初に総務理事の中野宣子先生より、個展の解説をしていただきました。

その後、西川先生の講義に入りました。
当初は漢字ばかり勉強されていた西川先生がある日突然、中務集にハマってしまったきっかけや、
そこからどのようにして他の古筆と向き合って学んでこられたのかをお聞きしました。
▶きっかけはこちらの動画(YouTube) でもご覧になれます
西川先生がその時々で取り組んで書かれていた貴重なものも特別に見せていただきました。
それぞれの古筆が反映されていると思います。





日頃の取り組み方、向き合い方については、「自分がハマった古筆をずっと学んでいくうちに癖が出たり、誰かに何かを言われそうになったら、そこをカバーするために他の古筆を勉強する。先生にコレをやれ!と言われてやるものではない」とおっしゃっていたのが心に残りました。
俯瞰でき、自主的に課題を探すような姿勢をもっと意識したいと思いました。

また、今回は西川先生作の過去の資料にて、古筆を学ぶ前の歴史・時代背景など予備知識についてもお教えいただきました。
冷泉家のこと、どうやって書かれたのかについて道具の解説、中務集の用筆(なぜ右回転が最小限なのか、無駄のない最短距離なのか等)細かい分析など、ユーモアも交じり皆でクスっとしながらも、先生がおっしゃっていたように大変レベルの高い内容でした。


日頃、必要に迫られ古筆をただ漠然と見ていた私にとっては、心から古筆を愛し、時代背景にロマンを感じながら黙々と学んでこられた西川先生のお姿にとても感銘を受けました。
もっと当時に想いを馳せて、心豊かな日常を送りたいと思います。
西川先生、貴重なお話をありがとうございました!
(情報部U)